この度、なかひら農場は、令和6年度(第63回)農林水産祭におきまして、多角化経営部門の天皇杯(最高賞)を受賞いたしました。
これもひとえに、お客様をはじめ、これまで御支援、 御指導くださった多くの皆様のおかげであり、心より感謝申し上げます。また、今日まで幾多の困難を乗り越えてきた先人達へ、 感謝の念に堪えません。
弊社のある長野県松川町増野地区は、戦後開拓で山林を切り開いて果樹栽培を続けてきた農業地域です。弊社は、昭和50年の観光農業の開始とともに、りんごのジュース加工に取り組み、現在では、年間160万ℓ、40種類以上の果実・野菜ジュースを生産して国内外のお客様から高い評価を得ています。
また、100年後もこの地域の果樹産業を守りたいとの思いから、「人を育てる」 「品種を育てる」「技術を育てる」 の3本の柱を目標として、農地の集約化や「松川果樹研修制度」、りんごの新品種開発、 温暖化に対応した農業資材・技術の開発を進めてきました。 これらを通じてこれからも地域と共に発展する6次化経営を目指していきたいと思います。
今後も今回の受賞を励みに地域で支え合い、地域農業者とともに、持続可能な農業振興、地域農業の発展に寄与し続けたいと思います。この度は誠にありがとうございました。
株式会社なかひら農場
代表取締役社長 中平義則